JRTAのセミナーへ行ってきました&これから目指していくもの
昨日は久しぶりに東京へ行ってきました。目的はJRTA(日本ランニングトレーナー協会)のセミナーへの参加です。年に何回か整体の技術セミナーに行くのですが、今回はそれとは少し毛色が違うセミナーです。
実は年末に大阪で開催された入門的なベーシックセミナーを受講したのですが、その内容が面白く、今後の整体院fReeの方向性にもピッタリ合うと感じました。そこでさらに深く学ぶために今回東京まで行ったというわけです。
目次
ランニングトレーナーとは?
練習計画を立てたりメニューを作ったりフォーム指導したりする、いわゆる「ランニングを指導する人」のことはランニングコーチと呼ぶのが普通です。では、ランニングトレーナーとは何なのでしょうか?
一般的なトレーナーの仕事はというと
- 体の悪いところを治す
- ケガの予防をする
- 筋トレなどの基礎体力をつけるトレーニングを指導する
といった感じになります。
つまりランニングトレーナーの仕事は、
ランナーが最良のパフォーマンスが出せるように、健康面や体づくりのサポートを行う
ということになります。
整体の技術は体のバランスの調整や痛みを取るという意味でトレーナーに半分足を突っ込んでいる感じですが、高いパフォーマンスを出せる体づくりという面ではちょっと力不足です。
今回うけたJRTAのセミナーはその部分を補うために受講したといえます。
最良のパフォーマンスを出すために必要なこと
ランニングのトレーニングというと初心者の方は「とにかく体力」というイメージを持っている方が多いです。
そして、中級ぐらいになって伸び悩んだりケガをすると今度は「ランニングフォーム」を気にし始めます。あとは「筋力アップ」、「シューズ選び」という方向でも色々と悩むことになります。
一般的なスポーツでは、まずはその競技の基本的な動作フォームの練習をすると思います。いきなり本番さながらの練習はしませんよね。
ところが、ランニングはどんなに悪いフォームでも走ることはできてしまいます。だから、すぐに体力を付けるための練習を始めてしまいその結果・・・以下略。
私自身がそういった経験から「まずはフォームで、体力はその次」と考えていました。だからこそ、体に無理のないフォームを身につけてもらうためにランニングフォームのマンツーマン指導をやっているのですが・・・
JRTAのセミナーに参加したことでフォーム指導の前の段階の体づくりという視点を得ることができました。
昔、武井壮さんが
「足が速くなるために、自分の体を自分の思い通りに動かせる練習を徹底的にした」
という主旨のコメントをしていました。
確かにイメージ通りに体が動けば、どんな種目も上手にできるようになるはずで、十種競技で結果を出せたことも頷けます。
逆に体が思うように動かなければフォーム改善しようにもできないわけです。
よく考えてみると、体力アップやフォーム改善というのは“思い通りに動く体”であることが前提になっています。だから一番最初に抑えるべきポイントは本当の意味で“動ける体”を作ることです。
それに役立つエクササイズをいろいろと学んできました。その中には私も上手くできないものがあったので、まずはその動きをマスターすることが当面の課題です。
もちろん思い通りに体が動くだけではダメで、それに正しいフォームを組み合わせることが重要です。これから春まで自分の体でいろいろ試してみるつもりなので、今シーズンのトライアスロンのパフォーマンスが変わるかどうかも楽しみなところです。
今後の整体院fReeの方向性
去年までは、「生涯現役の体づくりのサポート」というのを目指す方向として患者さんに筋トレや食事の考え方、栄養の取り方を啓蒙していました。
ただ、どうも自分の中でイマイチ乗りきれない部分がありました。
その原因は何なのかといろいろ考えていて気づいたのが、“競技性”です。試合に出る人、コンテストに出る人など何らかの競技に出ようとしている人と接するときに一番テンションが上がる性格のようです。
私は何でも「限界ギリギリまでやるとどうなるんだろう」と考えてしまう性格で、それが競技にために自分を磨いている人をみるとテンションが上がる原因ではないかと思います。
また、一人でも割と追い込んで練習できる理由でもありますね。まぁ、かなりMな人間のようです(笑)
何はともあれ、そういう自分の気持ちに素直(?)になって、2018年以降はスポーツ、その中でもランニングやバイク、水泳を頑張る人のサポートを軸に据えた整体トレーナーとなる方向性で進んで行きたいと考えています。
ちなみにケガなくスポーツできる人が増えるということは、生涯現役の体づくり(運動は必須)とも密接につながるので、我ながら上手くまとまったのではないかと考えています。
あ、もちろんスポーツしてない人も大歓迎ですので遠慮無くお問い合わせください。そこで養ったノウハウは運動不足の人の体のケアにも必ず応用が利きますからね。
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