ヒザの痛み〜お皿周辺の痛み
ここでは、ヒザのお皿(膝蓋骨)周辺の痛みについて考えてみます。
動かしたときにお皿の下辺りが痛む場合、たいていの原因は太ももの前側の筋肉(大腿四頭筋)にあります。
大腿四頭筋は細かく見ると
・大腿直筋
・内側広筋
・外側広筋
・中間広筋
の4つの筋肉に分けることが出来ます。
この4つの筋肉が一つの膝蓋骨と3方向から結合して膝蓋骨の位置・動きを決めています。
これらの筋肉のどれかが疲労や骨盤のゆがみなどで機能低下(過度に緊張したままだったりゆるみ過ぎたり)すると膝蓋骨のバランスが崩れヒザを曲げたときにうまく動かなくなり痛みを引き起こすことになるのです。
ですのでお皿の下が痛い場合
・太ももの前側のストレッチ
・太もも前側にギュッと力を入れて緩める(PNFストレッチ)
といったエクササイズが有効です。
いかにして大腿四頭筋を回復させるかがポイントです。
また、大腿四頭筋と拮抗筋(反対の作用をする筋肉)であるハムストリングのストレッチなども行った方が良い場合もあります。
それから、お皿を指で軽く左右に押して動かしてあげるのも可動性を良くしてくれるので痛み軽減に効果あります。
コメント
この記事へのコメントはありません。
コメントをどうぞ