筋肉の基礎知識4〜筋肉の付き方
起始と停止
下の図を見てください。この図を見ておかしいと思った人はどのくらいいるでしょうか?
筋肉は一つの骨の端から端まで付いていると思っている人が以外に多いのですがこれでは関節が動きませんよね。
下の図のように筋肉は基本的に関節をまたいでいます。言い換えると違う骨同士を結びつけているともいえます。
違う骨同士を結びつけているから関節が動くわけでね。
この筋肉の骨への付着部のうち体の中心に近い方、または付着部での動きの小さい方を「起始」といいます。反対に体の中心から遠い方、または付着部での動きの大きい方を「停止」と呼びます。
この起始と停止をしっかりと理解すると動きにどの筋肉を使っているのかが理解しやすくなります。
また、2つ以上の関節をまたいで付いている筋肉も沢山あります。
腰痛や関節痛に関わる筋肉は2つ以上の関節をまたいでいる筋肉がポイントになることが多いです。
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