牛乳は健康食品?
牛乳(乳製品)は健康食品というのは世の中では常識になっていますね。
完全食品だといっている人もいます。
でも、本当にそうなのでしょうか?
例えば、牛乳はカルシウム源で骨粗鬆症の予防に欠かせないと言われます。
ところが実際には牛乳の消費が多い国ほど骨粗鬆症が多く発症しているという統計結果があります。
さらに実際に8万人の女性を対象に12年間にわたり実施したハーバード大学の研究では牛乳を飲んでも骨粗鬆症を予防する効果がないことが証明されています。
また、多くに人は三歳を過ぎると牛乳を消化が困難になります。
これは牛乳を消化する消化酵素(ラクターゼやレニンなど)が3歳までに分泌されなくなるためです。
ですから牛乳を飲んでお腹の具合が悪くなるのはごく普通の反応なわけです。消化できないんですからね。
下痢になるのに健康食品っておかしな話だと思いませんか?
また、お酒を飲む前に牛乳を飲むと膜を作って胃腸を守ってくれると言いますよね。
これは本当で牛乳中にふくまれるカゼインという成分が胃や腸の内壁にへばりつき膜を作ります。でもこれは逆に言うと栄養分の吸収も妨げるということです。
つまり牛乳を多く取る人は栄養素の吸収が少なくなってしまうのです。さらに、この粘膜の消化は身体に大きな負担をかけます。ですので牛乳を飲めば飲むほど慢性疲労が生じやすい身体になってくるわけです。
他にも牛乳はさまざまなアレルギーの原因であったり肥満の原因であったりするという研究結果もあります。
牛乳はカラダによいと信じていた人にはショックな話かもしれませんがよ〜く考えるとそんなにおかしな話でもないです。
何故かというと牛乳は子牛が飲むための飲み物だからです。
成長した牛は草しか食べません。決して牛乳を飲もうとはしないのです!
大人の牛さえ飲まない牛乳を大人の人間が飲むというのは冷静に考えるとかなりおかしな話ですよね。自然の摂理に反した行為で色々な問題がでてもまったく不思議ではないわけです。
とはいえ人間の場合、食は文化です。単なる栄養補給以上の意味を持っています。
だから乳製品を健康のために食べるというのは疑問ですが、酒やたばこと同じで嗜好品として食べるのはいいと思います。私自身も乳製品の味は好きですからね。
でも、牛乳が嫌いだったら無理して飲む必要はまったくないわけです。健康とはなんの関係もありませんからね!
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