自律神経について考える
以前からですが、整体院に来院される患者さんで睡眠薬を飲んでいるという方は結構いらっしゃいます。
きちんとした数字を出したわけではありませんが3〜4割ぐらいの方は飲んでいるように感じます。
もちろん痛みが強くて眠れないという場合もあるのですが、多くの場合は痛みとは関係なく睡眠薬が無いと眠れないようです。
また、そういう方ほど回復具合がよくないです。
そもそも体の痛みが治るというのは、体の回復力が発揮されてこそ実現するものです。
整体は基本的には
「自律神経や筋肉のバランスを整えることで体の回復力が発揮しやすい状態にする」
ものです。急性の寝違いやギックリ腰などはそうでもないですが、慢性痛の場合は特にそういう意味合いが強くなります。
ですが、睡眠薬が無いと眠れないという場合、自律神経の働きがかなりよろしくない状態です。
自律神経はストレスが積み重なることで不調になっていくのですが、そのストレスは4種類に分けることができます。
そのストレスの一つとして体(姿勢)の歪みや反復動作による筋肉の極端な疲労の片寄りがありあす。
そういった肉体的ストレスが最も大きなウェイトを占めている場合は、整体ですぐに効果がでます。
しかし、他のストレスが占める割合が大きいと普通の施術だけではなかなか回復していきません。残る3つのストレス要因にもアプローチしていく必要があります。
僕自身の頭の整理も兼ねてこれからしばらく自律神経をネタに記事をいろいろかいていこうと思います。
乞うご期待。
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