心拍数と寿命とトレーニングの関係
前回は心拍数と寿命に関して
- 心拍数が高いほど寿命は短くなる
- 心拍数を下げるには有酸素運動を継続的の行い心肺機能を鍛える
と言うことを書きました。
さらに、安静時の心拍数を下げるために心肺機能を鍛えようとするとトレーニング中は心拍数が上昇する。
トレーニングで上がった分と鍛えられて下がった分、双方足して±0なら何もしない方がいいぞ!ということも考えられますね。
ここではそこの所をもう少し詳しくやっていきましょう。
まず、心肺機能を鍛える必要があるということは鍛えるのをやめればまた元に戻っていってしまうということも意味しています。
実際に僕の経験では頭の怪我でトレーニングを10ヶ月近く全くやらなかったときは安静時心拍数が50近くにまでなりました。
一般的に有酸素運動とよばれる範囲の心拍数は120~160bpm(bpm:1分間の心拍数)。
僕の経験では、週4~6時間程度のトレーニングを継続していれば安静時心拍数(36~39bpm)は維持できるようです。
トレーニング中の心拍数は平均で140bpmぐらいです。
このことから日常生活の平均的な心拍数が80bpmぐらいの人が
週5時間のトレーニング継続すると70bpmに下がったという場合を計算してみましょう!
数式を見るのもイヤな人はオレンジ色の部分は飛ばしてください。
一週間は24時間×7日=168時間=10080分。トレーニングしない場合の一週間の心拍数合計は
10080分×80pbm=806400回5時間練習した場合の心拍数は運動時は平均140bpmをキープするとして140bpm×300分=42000回
なので、
(10080-300)分×70bpm+42000=726600回
以上の結果から継続して運動した方が一週間で8万回、一年間で400万回ほど心拍数に差が出てきます。もちろん、かなり乱暴な計算ですが適度な有酸素運動をしているとトータルの心拍数は下がる傾向にあるといえるといえます。こんな感じで心拍数と寿命の関係からみても、やはり適度な有酸素運動は健康に良いと言えるのではないでしょうか?
人間も動物。
動物は「動く物」と書きますからね。
長生きのコツはやっぱり動くこと!?
コメント
この記事へのコメントはありません。
コメントをどうぞ