痛みとは何か? その3 痛みの正体
痛みの正体と言われても何ともつかみ所がありませんが、生理学的に言うとそれは
「壊れた場所から脳に送られる電気信号」
ということになります。
脳はこの電気信号を処理して「痛み」と認識します。
ここで注意すべき事は、この電気信号自体には何の意味も無いということです。壊れた場所で起こった化学反応から引き起こされた電子の動きです。
その電気信号に意味を与えるのは脳です。
ですから脳が処理を間違えば極端な話、痛みは気持ちイイにもなりえるのです。ですからMな人は痛みを別の感覚に感じる回路が脳の中にできあがっているのでしょうね(笑)
このことからも感情が痛いに大きな影響を及ぼすことが理解できると思います。
「病は気から」というのもあながち迷信ではないわけです。
次回は心の問題に入る前に、まずは電気信号として送られる仕組みについてお話ししていきたいと思います。
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