紫外線は有益・有害!?
今回は「紫外線」がからだに及ぼす影響について書きますね。
いきなり結論になりますが紫外線は健康に欠かすことのできない大切なものです。
と書いたものの、ほとんどの人(特の女性)は「紫外線」と聞くと
「肌によくない」
「シミやシワの原因になる」
と言ったマイナスのことを連想しますよね。実際、夏だけでなく冬でも紫外線対策をしている女性がたくさんいます。
確かに、紫外線は皮膚のコラーゲンにダメージを与え、肌の老化の原因になります。また、強い紫外線を浴び続けると皮膚癌や白内障の原因にも。
しかし、一方では紫外線にはビタミンDの生成というとても大切な役割があるのです。
ビタミンDというのは骨を作るために必要な物質で、紫外線を浴びることによって皮膚で作り出されます。
この皮膚で作られたビタミンDが体内で代謝されることで、腸からカルシウムが吸収されるのです。
つまり、
紫外線を浴びない→骨がもろくなる→骨粗鬆症の危険
ということがあり得るわけです。
このことは日照時間の少ない北欧で骨粗鬆症が多い事実とも結びつきます。乳製品をたくさんとるだけではダメなんです。
ちなみに骨を強くするもう一つの要素は運動。
つまり、外でお日様のひかりを浴びながら運動をする=骨を強くする行動、なんですね。やはり、人間は運動しなきゃ健康を保てない生き物のようです(苦笑)
さらに、紫外線には細胞の活動を活発にして代謝(細胞の生まれ変わり)を促進する作用もあります。
このことから、紫外線を極端に避けるより適度に浴びたほうが「アンチエイジング」効果があることがわかります。
他にも紫外線には血圧を下げたり心臓の活性化、コレステロールの減少、性ホルモンの分泌増加に効果があると言われています。
以上、紫外線の体への影響をまとめると次のようになります。
▼悪影響の作用
- シミ・シワ
- 日焼け
- 皮膚がん
- 良性腫瘍
- 白内障や翼状編
▼好影響の作用
- ビタミンDの剛性=骨の強化
- 血圧低下
- 心臓の活性化
- 皮膚疾患の改善
- コレステロール減少
- 性ホルモンの分泌増加
- 消化器系の癌の予防
紫外線は悪者ではなく、むしろ必要なものだということがご理解できたでしょうか?
ただし、浴びすぎにはご用心を!
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