顎関節症の勉強会に行ってきました!
4月の末にからだのバランス矯正院の寺平先生が開催する顎関節症の勉強会に行ってきました。
顎関節症というのは知名度はそこそこある症状だと思うのですが、口を開けようとするとアゴが痛い・開かない(開口制限)という症状のことです。
また、痛みや開口制限がなくても口を開ける時にカコカコと音がするのも顎関節症といえます。
僕の経験では猫背がひどい人・自律神経がかなり参っている人は顎関節症になっている場合が多いと感じていたのですが、今回の勉強会でその考えが正しいことがわかり一安心(笑)
特に猫背姿勢はアゴの動きに負担をかけるので顎関節症になりやすいです。
試しに顔を前に突き出して口を開けようとすると開けにくいことが実感できると思います。
さて、今回の勉強会では額関節の動きを改善する方法をいろいろと勉強してきました。なかなか面白い手技もあり口が開かない・痛いという症状に関しては即効性があります。アゴが痛い人は是非お問い合せください!
ただしカコカコと音がするだけの症状を改善するのは難しいです。
アゴの関節には関節円板という軟骨がついているのですが、カコカコ音がする人はこの軟骨が変形しているんですね。変形している部分を乗り越える時にカコっと音がするんです。
この変形の最大の原因は外側翼突筋という筋肉の緊張なのですが、この緊張した状態が長かった人は筋肉の緊張をゆるめても関節円板の形はすぐには元には戻りません。
施術すればもちろん音は小さくなり動きも前よりはスムーズにはなりますが、完璧にとはなかなか難しいというのが現状です。長期戦を覚悟しなくてはなりません。
ということなので、音だけの場合は日常生活には問題ないのであまり気にしないでもよいのではないかと思います。
ただし、悪化しないためにも猫背姿勢にならないように十分に注意しましょう。
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