自律神経って何なのよ?
最近はうつ病が増えてきたこともあって自律神経という言葉もよく聞くようになってきました。
また、患者さんでも「病院で自律神経失調症」と言われたという方がよくいらっしゃいますが、どうも病院では「原因不明」なことを「自律神経失調症」と言って片付けている感もあります(苦笑)
とはいえ、自律神経とは何かと言うとこを考えていくと、いわゆる不定愁訴とよばれる症状の多くは自律神経失調症という事に間違いは無いように感じます。
問題は、「じゃぁどうすれば治るのよ?」というところなんですが、そこのところに応えてくれる病院はまだまだ少ないようです。だから整体に来る方がいらっしゃるんでしょうね。
具体的な対策はおいおいお話しするとして、この記事ではまず自律神経とは何かについて書いていこうと思います。
さて、あなたは自分の腸をあなたの意志でコントロールできるでしょうか?例えば、
「昨日は食べすぎたけど、栄養分を吸収せずに便になって出れば太らない!」
と考えたとしましょう。
腸が考えた通りに吸収せずに消化・排泄だけしてくれるならきっとダイエットなんて簡単でしょうね。
でも、当たり前ですが毒でもない限り腸はしっかりと消化・吸収してくれます。
なぜ、このように自分の体なのに自分の言うことを聞いてくれないのか?
それは、大脳からの指令とは全く独立した司令官がいるからなのです。その司令官が自律神経というわけです。
自律神経の仕事はとにかく「生きる」ことです。だから自律神経は体が生きるために必要な仕事をすべて自動的にこなしてくれます。
私たちは食べ物を食べたら何も考えなくても消化・吸収しできるし、運動すれば心拍数は上がり、休めば下がります。また体温が上がれば汗をかき、下がれば震えます。
こんな感じで働く自律神経はいわば体内にある生命維持装置のようなものですね。その生命維持装置がうまく動かなくなったら健康でなくなるのは当然です。
自律神経は生命維持装置だから健康にとって超重要なものです。この自律神経が快調に仕事をこなしてくれるよな環境を整えて上げることが本当の健康づくりというものです。
サプリや健康食品、運動なども全ては自律神経を整えるという視点から考えていくと、おかしなことになならないんじゃないかな〜と思います。
次回はもう少し詳しく自律神経の仕組みについて見ていきますね。
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