娘の病気
今日、娘が病院から退院してきました!
今回は約1ヶ月の入院でした。
実はうちの娘には先天性の心疾患があり、何回か手術をしなければならない状態です。
このことをブログに書くべきかどうかは正直迷いました。
でも書くことに決めたのは、娘の入院や手術を通して情報があまりにも少ないという現実を何とかしたいと強く思ったからです。
何回か入院して病棟で同じような病気の子供や親御さんをみていると、みなさんやっぱり不安なんですよね。
入院のこと、手術のこと、将来のことなどなど。
そんな不安に押しつぶされそうになっている人にとって、同じ境遇の人の話を聞くことはとても参考になり不安がやわらぎます。嫁さんも僕も全く同じでした。
不安が大きくなる一番の原因は、知らないこと=情報不足です。
もちろん人の体ですから、お医者さんも「やってみなければわからない」部分が沢山あり情報だけではとても不安はなくなりません。それでも適切な情報があれば気持ちがかなり楽になるのは確かです。
僕の師匠は「人生で起こることはすべてネタだ」とよく言っていました。
そういう意味では最高に人の役に立つネタを娘が提供してくれたわけで、これをコッソリ自分の胸の内だけにしまっておくのは社会的損失ではないかとさえ思えてきます(笑)
ということで、将来同じような病気になった人たちに、不安を少しでも和らげ希望をもってもらえることを期待して、僕たち家族が経験したことをちょこちょこ書いていきたいと思います。
それから、なぜ「迷ったのか?」という理由についても大切なことだから書いておきたいと思います。
迷うということは、「隠した方がよいのではないか」という思いがどこかにあるわけです。
では、なぜ隠した方がよいのか?
なんとなく世間一般では病気のことは触れずにそっとしておこうという風潮があるような気がします。
それは別の言い方をすると特別扱いするということですね。
でも、過度な特別扱いは、される方も居心地が悪くないですか?
普通に接したいのに壁を感じる居心地の悪さ、疎外感というか・・・
僕は小学生の時にそういうのを味わったことがあるのですごく嫌なんですよね。
とはいえ、世の中には逆に自分のこと特別扱いしてくれと主張する困った人達が多いのも事実です。
病気であることを公開すると、そういうことを積極的に求めている人間だと思われる危険性があります。
このことが「迷い」の原因でした。
でも隠してコソコソするのも消極的に特別扱いをもとめることになるような気がします。
同情してもらいたいとは思わないけど、かといって変に気を遣ってもらいたくもない。
そのためには
隠さず公開する+被害妄想な発言を慎み前向きに生きる姿を見せる
この2つしかない!という結論に達しました。
ということでボチボチと暇を見ては心臓病関係の話も書いていきますね。
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